【コラムvol.40】ストレスチェックの費用、安いサービスの落とし穴

皆様こんにちは、社会保険労務士事務所アルモニーの後藤です。

アルモニーでのストレスチェックでは一人当たり2,000円ほどで行っておりますが、安いところでは一人当たり200円といったところもあります。
この値段の違いはどこから生じたものでしょうか。
今日はストレスチェックの値段設定の落とし穴に関して書いていきたいと思います。

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一人200円でストレスチェックが行えるサービスの提供元は大半がIT企業ですが、ストレスチェックを分析するためのソフトを整備するだけで終了となるパターンが非常に多いです。
この動きの背景としては、IT企業の中で人事系システムのビジネス化、商業化が進んでおり、IT企業にとってストレスチェックは分析ロジックが簡単・安価で手を出しやすいため現在様々なIT企業が参入してきています。
しかし、単なるIT企業にはメンタルヘルスに関するノウハウがなく、高ストレス者が大勢いようとその後のケアがない、ということも少なくありません。

また、健康診断とストレスチェックをセットに販売するなど自社の商品・サービスを売り込むためにストレスチェックを利用している場合や、医師がストレスチェックの事後措置に慣れておらず名ばかりになっている場合などもあります。

自社でメンタルヘルス体制が整っており、ストレスチェックの告知・通知や高ストレス者への対応などの環境が整っているところであれば問題はありませんが、大手企業でなければそこまで手厚いメンタルヘルス体制は整っていないというところが現状です。

ストレスチェックは大変ナイーブな情報を取り扱うものであり、社内の誰が情報を持っているか、高ストレス者が周囲に高ストレス者と悟られないような配慮をどのようにすべきかといった箇所がとても重要になります。

専門家が提供するストレスチェックの値段は一見高価に映りますが、実施に係る負担の軽減や高ストレス者への対応に関する安心感、従業員から経営層への信頼感を考慮すると安上がりとも考えられます。
メンタルヘルスの専門家が運用しているかどうかを注意深く観察し、安心してメンタルヘルスマネジメントに取り組みましょう。

アルモニーではストレスチェックの専門家としてストレスチェックへの包括的なサポート等に取り組んでいます。
ストレスチェックの導入から制度内容へのご質問、組織診断、その後のフォローまで社会保険労務士事務所アルモニーがお答えいたしますので、お気軽にご相談ください。

参考『ストレスチェック3年目の課題と対応』株式会社健康運営 代表医師 亀田 高志先生より 2018年5月9日
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